新年あけましておめでとうございます。
2011年(平成23年)も皆様にとって良い年でありますようお祈り申し上げます。
さて何かと暗いニュースばかりの昨今ですが私は新年を迎え今こそ「バラ色の日本の未来」を描くべき時だと言いたいと思っております。最近の日本の「暗い雰囲気」こそが精神的なデフレを引き起こし経済活動まで停滞させているのではないかと思うのであります。
最近、高度経済成長期からバブル期までを古き良の日本だったような言い方をする方が多いように感じますが本当にそうでしょうか?
私は今の方がよっぽど当時より日本は成熟し良い社会になったと思っております。
1970年代は大気汚染、水質汚濁、それによる公害病の発生、多発する交通事故死など多くの悩みを抱えていました。バブル期は地価が高騰して多くの真面目に働いている人のマイホームの夢が奪われていきました。その他にも多くの社会の矛盾があったと思います。
その後日本は多くの問題を克服して現在に至っているのではないでしょうか?
一部の経済指標だけ見て中国に負けたなどど悲観的に論じる事が精神的にマイナス効果をもたらしてしまう恐れがあると思います。
最近のマスコミの論調は一つの事をネガティブに捉える傾向にありますが、どんな事でも見方によってはポジティブに捉える事ができるのであって、例えば「高齢化社会」という言葉も老人ばかり増えて国力が衰退するような悲観的とらえ方をするのではなく、「高齢化先進国」というポジティブな見方をする事により海外に輸出するような介護機器の開発やサービスを積極的に行っていくととらえていくべきだと思います。
そうすれば自ずから明るい「バラ色の日本の未来」が見えて来る筈だと私は考えております。
有限会社あいあい 代表取締役 北西達也